自担がデビューする。
2018年1月17日14時30頃、自担である岸優太くんが「King&Prince」がデビューすると発表された。
私はそれをTwitterでフォロワーのあやこさんから知った。
14:40頃、仕事中だった私はお手洗いに立ちいつも通りTwitterを開いた。するとあやこさんから通知が届く。
「@mkt5296 まことさん!!!!!!おめでとうございます!!!!!!!」
私なんか祝われることしたかな。してないな。Twitterのバグかな。昔のリプが表示されたんだろうな。
となんかよくわからない納得をしながらTLを確認していると目に飛び込んできた文字
「キンプリデビュー!」
は?
待って。仕事できない
— まこと (@mkt5296) 2018年1月17日
意味がわからない。いや、意味はわかるけれど理解が追いつかない。え?岸くんがデビューする?岸くんがデビューする????
目標であり、そうなって欲しいと思っていた夢ではあった。けれどきっと叶わないと諦めかけていた、そんなことが現実になる、それが理解できない。えっデビューって何?とりあえず手はめちゃくちゃ震えていた。TLから目が離せない。ちなみに仕事中である。
少しずつ受け止めて落ち着いてくると考えたのは「岸くんのCDが出るじゃん」ということ。
岸くんの声が入ったCDが買えるってことですよね。すごい。すごいことだよ。
— まこと (@mkt5296) 2018年1月17日
CDデビューが決まったということは岸くんのCDが買えるということ。これは紛れも無い事実だ。なんて、なんて素敵な世界なんだと実感してようやく涙が滲んだ。
そこからはずっとふわふわしていて。仕事バタバタと終わらして帰りかけたところでタイムカード押し忘れたことに気が付いて急いで戻って謝ったり、とりあえずケーキ買わなきゃと地元のスーパーに走って浮かれてホールで買っちゃったり、TLで何度も見るデビューの文字に本当なんだ、もう無かったことにはならないんだと実感したり。
翌日は浮かれてスポーツ紙の大人買いをしたら、全紙に載っていて感動した。普段取り扱わないメディアがこぞって彼らのデビューを報じてくれたことに、今までとの世間の注目度の差を感じた。
何もかもが初めてで。何もかもが始まりで。
ファンクラブが出来たこと。そのファンクラブからメルマガが届いたこと。少クラの出演者にデビュー組と並んでグループ名が載っていること。一つ一つに感動して、嬉しくて仕方がない。
デビューしなくてもドラマや映画に出してもらえたし、マイクを持ってMステも出た。写真集も出した。NHKで主演ドラマもやった。あと岸くんに何が足りないんだとずっともやもやしていた。
いつまで狭い内輪向けの公演にお金を払い続けなければならないのか、そうこうしているうちに岸くんは10代を過ぎ22歳になったというのに。東京オリンピックまでデビューは無いんじゃないか、そしたらその時デビューするのは岸くんよりもっと若い子なんじゃないか。そうした時岸くんはどうなってしまうのか。
ずっと不安で諦めていた。諦めていたけれど辞めることも出来なくてずるずる見ないフリをして、ただ輝く岸くんだけを見るようにしていた。
でも、運が良いことに、素晴らしいことに、
岸優太くんはこの春デビューする。
そしてジャニーズJr.では無くなる。
浮かれポンチだった私はそれが意味することについて良いこと、悪いこと、色々と考えるようになった。
デビューするということは、
いつ岸くんがジャニーズを辞めてしまうかわからない不安から一時的に解放されるということ。
少年倶楽部やカウコンに出演者として名前が載るということ。
FCが出来るということ。
他にもたくさん。
東京を中心に活躍するJr.岸くんを応援する上で遠征に時間とお金がかかり行けないこともあったから私がずっと願っていた、「ツアーで私の地元大阪まで来てほしい」もきっと叶う。
夢がめちゃくちゃ増える。なんだって叶う気がする。
気が早いと言われそうなキラキラした未来を想像してしまう。
こんなことが現実だなんて、そんな幸せがあっていいのか。それくらい浮かれているのが現状。
でもキラキラした未来を想像する分、ぼんやりとした不安が頭をぐるぐるする。
デビューはゴールでもスタートでもなく、ただ今までよりも厳しい場所で戦い続けないといけなくなったということ。
これまで以上に数字が彼らの結果として受け止められし、彼らの活動は事務所の稼ぎにならないといけない。
今までジャニーズを好きな人たちの前で輝いて来てくれたけれど、これからはジャニーズを目に入れたくない、毛嫌いしている人もいる世界で輝いていかないといけない。
先輩たちが実現してきたそれってめちゃくちゃ大変なことで。ファンとしても頑張ることがめちゃくちゃ増える。
今までデビュー組キスマイを推してJr.の自担を応援するというスタンスでやってきたけれど、岸くんがデビューするということはお金がかかるということで、つまりは応援スタンスを考え直さないといけないということだ。
だって岸くんの出すCDなら全種類買いたいし、コンサートだって絶対に行きたい。なんなら行けるだけ行きたい。
そんなテンションでやっていたらお金が足りなくなるし、いつかきっとしんどくなる。
それにデビューするということは格好いいところだけ見ていられるわけじゃなくなるということだってキスマイで学んだのだ。ファンではなく大衆へ向けてテレビ受けを考えて彼らは活動する。だからしんどいこと、見たくないものがきっと増えるだろう。
見たくないものは見なくていい、レギュラー番組だって早送りでもいい。欲しいところ良いところだけ楽しむ。これを初めての「自担」である岸くんでも出来るだろうか。岸くんから与えられる全部を見たい私と見たくないものから目を背ける私のバランスを保てるだろうか。
そもそも岸くんがダントツに好きすぎるが、6人全員、好きになれるだろうか。
これから先何が起きるかわからない。ギリギリでデビュー無しです!とかメンバー変わります!とか無いとも言い切れない。
それでも与えられたものを受け止めて、受け止められないものは目をそらしたり手で隠したり自己防衛して、楽しく、オタクやって行けたらいいなあ。
岸くん、デビュー本当におめでとう。
最後にめちゃくちゃわがままを言うよ!また、岸くんがユウタとしてEndless shockに出るという私の夢を叶えてください!!